やっと介護保険証が届いた。次のステップは『デイケアに行きたい』ってケアマネに言う。あれ?ところで…?
こんにちは、麦マネです。もしかして、こんなことに悩んでいませんか?
- 知り合いのケアマネなんていない
- ケアマネはどこにいるの?
- ケアマネを選ぶ基準は?
そんな悩みにケアマネ歴13年の僕がお応えします。
正確にはケアマネを選ぶのではなく、ケアマネ事業所を選ぶのですが、いくつかポイントがあります。
60代の家族にも分かりやすいように解説しますね。
ケアマネ事業所(居宅介護支援事業所)とは
そもそも『ケアマネ事業所』という言葉が分かりませんよね。
ケアマネの働き方は大きく分けて二つ
- 自宅に住んでいる人のケアマネ(居宅ケアマネ)
- 施設入所者に対するケアマネ(施設ケアマネ)
居宅ケアマネが働いている事務所を『ケアマネ事業所』とか『居宅介護支援事業所』とか呼びます。
ケアマネ事業所の探し方
ケアマネが働いている事務所と言われても、どこにあるのよ?
ケアマネ事業所の探し方は大きく分けて3つ。
- 地域包括支援センターからの紹介
- 病院からの紹介
- 自分でケアマネ事業所を探す
おすすめは「自分で探す」。理由も一緒に解説します。
地域包括支援センターからの紹介
この方法でケアマネ事業所を教えてもらうケースが一番多いでしょう。
なぜかというと、
- 初めて介護認定が下りたとき、
- 介護保険証と一緒に案内文が入っていた
- その案内文の内容は…
- 『まずは地域包括支援センターにどうぞ♫』
そのまま地域包括支援センターに行って、居宅ケアマネ事業所を紹介してもらう流れですね。
病院からの紹介
退院支援の一環でケアマネ事業所を探してくれる場合があります。
とはいえ、どこの病院でもやっていることではなく、地域連携室がある中規模クラスの病院です。
大規模病院すぎるとそこまで構ってくれませんし、小規模すぎるとケアマネを探せる人材がいません。
自分でケアマネ事業者を探す
自分でケアマネ事業所を探す場合もあります。
- 知り合いにケアマネがいる
- 友達の母親の担当ケアマネ
- 市報などの行政パンフレットで見つける
このケースだとほとんど口コミ紹介ですね。
でも知り合いの紹介だからこそ、担当を断られにくいメリットがあります。
以下も参考にしてください。
ケアマネ事業所の選び方
知り合いのケアマネもいないし、私は地域包括支援センターで紹介してもらおう。
その場合、複数のケアマネ事業所を紹介してもらい、その中から自分で選ばなければいけません。
迷うかもしれないので、選び方のポイントを紹介します。
特に一人暮らしの高齢者が押さえるべきポイントはこの3つ
- 自宅からの距離
- 営業日、営業時間
- 性別
自宅からの距離
これは本当に大事!!特に一人暮らしや高齢者世帯なら尚更。
これらの世帯には、日頃からケアマネが気がけて訪問してくれるでしょう。
とはいえ、
- 距離が遠いのは厄介
- 距離が近いほど訪問しやすい
私の感覚としては車で5分以内の距離だと助かります。
営業日、営業時間
私の仕事は土日が休み。だから土日に訪問してくれるケアマネ事業所がいいな。ケアマネさんと話もしたいし。
ケアマネ事業所の中には、毎日営業、24時間連絡OKの事業所もあります。
性別
高齢者の中には異性のケアマネNGの人がいます。
男性はダメ!
この場合は、男性だけのケアマネ事業所、女性だけのケアマネ事業所は選択外となります。
これって意外な盲点となるので、思い当たる人は先に確認しておきましょう!!
頼りになるケアマネ、残念なケアマネの見分け方は別記事で解説しています。
ケアマネ事業所は変更できる
あとでケアマネ事業所って変更できるのかな?
大丈夫、変更できます!
変更する主な理由はこんなパターンがある
- ケアマネと性格が合わない
- やっぱり家から遠かった
- 引っ越した
- 知り合いのケアマネが担当してくれると言っている
特に違約金とかはないので、安心してください。
まとめ
介護保険証が届いたら、いよいよケアマネ事業所を選びます。
どこにケアマネ事業所があるか分からない場合は、地域包括支援センターから紹介してもらいましょう。
いくつか候補を挙げられるので、一人暮らしの場合は『自宅からの距離』を優先することをおすすめします。
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